もの作りで一番大切なのは"納まり!! "
いくら上質の革を使用してそのものをアピールしても納まりが悪ければ、それは単なる素材負けにしかすぎません。
縫製技術、コバ処理等のシンプルな工程を丁寧に仕上げる事が最高の納まりにつながると私達は考えます。
そんな納まりの良し悪しを一番左右する工程。
"コバ処理 !!"
シンプルな工程ですが、この処理一つでそのものが生きるか死ぬかが決まります。
私達も、未だにこの工程に関しましては、日々試行錯誤しております。
私達がメインで使用しているヌメ革(EU ダブルバット)は、
コシがあり硬いので、サドルレザーや多脂革のように革の重なり目を分からなくする事が非常に
困難です。
またコードバンも、弾力性が強いのでこれも重なり目を分からなくするのが困難なのです。

削る磨く、削る磨く、全て手作業で仕上げる。

最高の納まりと、本物の職人になる為に自分の感覚と思い全てを二本の腕に掛ける。
それが古き良きものつくりと思うから。
Leatherkiller-MK : Katsuya