栃木レザー、多脂革、ハーマンオーク、各ブランドそれぞれに拘りのマテリアルがある。
私達も数々のマテリアルを使用し、現在のヌメ革(EU W Butt)に辿りついている。
なぜヌメ革に拘るのか!!
私達は、お客様と打ち合わせをする時に必ず伝える事があるのですが、
「革は、どれも同じです。しっかりと育ててあげればどんな革でも最高の経年変化を
してくれます。」と....。
私達が使用するヌメ革(EU W Butt)は、銀面に何のコーティングも施していません。
製作中に汚れる事もあります。
非常に扱いにくく、育てにくいやっかいな革です。
なのに何故?
革と本気で向き合って、革を楽しんで欲しいからです。
オイルを擦り込んで銀面に膜を張ることから革とのお付き合いが始まり、
使い込み、メンテをし、使い込み、メンテをしの繰り返しで人それぞれの経年変化を
楽しめます。
革は、私たち人間の肌と同じなので、手入れをすればするほど最高の表情を見せてくれます。
それぞれ様々な経年変化をしています。
因みに、EU W Butt に使用するオイルは、
浸透性のよいものよりも固形で銀面に膜を張るものをお勧めします。
ミンクオイルや、糸なども保護してくれるラナパーが最高です。
Leatherkiller-MK : Katsuya